プレイヤーは探検家となり、火山地帯やヒマラヤ山脈、果ては海底まで様々な未開の土地に足を踏み入れます。探険（数字）カードを並べて財宝への道を開拓するのが目的です。手番にすることはカードを１枚プレイして1枚補充するだけ。
探検カードは自分の前に色ごとに昇順に並べます。山札が尽きてゲームが終わったときに、それぞれの色カードの数字合計が得点です。しかし、そこからコスト（-20点）を引かれてしまうので、場合によっては得点がマイナスになることも。そのため、探検に出かけるかどうかは注意深く見極めなければなりません。
また、今出されている数字よりも大きい数字を出さなくてはならないため、どんなタイミングでどのカードを並べるかも非常に重要。「７」のカードを出したいけど、そのあと「６」のカードを引いてしまうかもしれない。頭のなかを様々な考えがぐるぐると回ります。じつに悩ましく、噛めば噛むほど味が出るゲームです。2008年のドイツゲーム大賞を受賞した『ケルティス（ケルト）』の元となった傑作をこの機会にぜひ手に入れてください！